ランドセルを処分する際、メーカーやモデルによって「燃えるゴミ」か「燃えないゴミ」が変わります。この記事では、ランドセルの正しい分別方法についてご説明します。
ランドセルは燃えるゴミ?それとも燃えないゴミ?
ランドセルは150~200個のパーツで作られており、その素材も「人工皮革」「本革」「金属」と様々です。ゴミの分別に迷ってしまいそうですが、ランドセルの処分方法は自治体によって変わるので事前に確認してください。
牛革やコードバンなどの天然素材は、通常通り「燃えるゴミ」として出せます。しかし、クラリーノなどの人工皮革は燃やすと有害物質が発生する可能性があるので、自治体によっては燃えるゴミとして認められていません。
各自治体のランドセルの出し方を調べる方法
各自治体のホームページに、ゴミの分別方法や出し方について細かく記載されています。いくつかの自治体で、ランドセルの分別方法を調べてみると、
- 一辺30cm未満なら燃えるゴミ
- 一辺30cm以上なら粗大ごみ
- 金属部分は出来るだけ外して燃えるゴミへ出す
- 金属がついたまま燃えるゴミに出してOK
- ランドセルは燃えないゴミ
- 燃えるゴミに出せるが有料
このように、ゴミとしての判定がバラバラでした。
自治体のホームページでは、50音順でゴミの分別方法を検索できるので「ランドセル」の項目を探してください。それでもわからない場合は、市役所や区役所に問い合わせてみましょう。
使用済みランドセルは寄付することもできる
使用済みのランドセルは、支援団体に寄付できるのをご存知でしょうか。
世界には資源や環境に恵まれず、十分な教育が受けらない子どもたちが大勢います。ランドセルを寄付するには1,000円~3,000円ほどの送料が必要ですが、募金活動の一貫となり、多くの子どもたちが救われます。
ランドセルをキレイな状態で使い切った方は是非、捨てる前に「寄付」を検討してみては如何でしょうか。
リメイクして思い出として残すのもあり
使用済みのランドセルは、専門業者に依頼することで財布などの小物にリメイクしてくれます。
特に本革(牛革・豚革・コードバン)は、大人向けの革製品にも使われる丈夫な素材です。パスケースや小銭入れにリメイクすると、中学生・高校生になっても使い続けられます。
ランドセル処分まとめ
使わなくなったランドセルは場所をとるので、多くのご家庭がゴミとして処分しています。
しかし、ランドセルがまだ綺麗な状態であれば「寄付」や「リメイク」も検討してください。海外の子供たちに思いを届けるもよし、自身の成長を思い出として残すのもよし。使い終わったランドセルには、様々な活用法があります。