ランドセルをリメイクしよう！思い出に残せるオススメ工房まとめ

6年間役目を終えたランドセル。思い出として残しておきたい気持ちはあっても、ランドセルって意外と場所をとるんですよね。かといって捨てる勇気はなく、結局長年押し入れやクローゼットにしまったままになっている方が多いのではないでしょうか。

ランドセルを残しておくならリメイクするのがおすすめ！これなら場所も取らないし、ランドセルを別の形で使い続けることができます。

この記事ではランドセルをどんなものにリメイクできるのか？リメイクにかかる費用や工房についてまとめました。

ランドセルリメイクとは？

ランドセルリメイクとは、使わなくなったランドセルを別のものに作り直すことを言います。代表的なのが1/3~1/4サイズに加工した「ミニチュアランドセル（ミニランドセル）」です。実際のナスカンや鋲などがそのまま使用され、内側の時間割表も縮小コピーして再現されるなど、もとのランドセルをそのまま小さくしたような仕上がりです。手のひらサイズで場所をとらず、部屋に飾っておくことができるのでとても人気があるリメイクです。

最近では実用的なものにリメイクできる工房が増えてきて、以下のようなものにリメイクすることもできます。

• キーホルダー
• ストラップ
• 小銭入れ
• 長財布
• キーケース
• ペンケース
• ブックカバー
• トートバック
• ショルダーバック
• 定期入れ
• ベルト

などなど。

リメイク工房によって違いますが、1つのランドセルを5~7個まで加工できるところもあります。キーホルダーに加工し、ランドセルを買ってもらったおじいちゃん・おばあちゃん、両親に感謝の気持ちを込めてプレゼントする方もいます。自分たちが買ったランドセルを大切に使って、また思い出として残してくれたら、買った側からしてもとても嬉しいですよね。

どんなランドセルでもリメイクできるの?

コードバンや牛革は財布や鞄など革製品にも使用される、長く使える丈夫な素材なので、コードバンや牛革のランドセルはリメイクに向いています。クラリーノは長年使用するとひび割れなど多少劣化が目立ってきますが、少しの傷やひび割れ、型崩れであればリメイク可能でしょう。

しかし、損傷が激しいランドセルやランドセルのかぶせ部分が革でないもの、横型タイプのランドセルはリメイクできない可能性があります。折り曲げたときに表面がひび割れしてしまうなどリメイクが難しい場合は、追加料金を支払えば本革に貼り替えてリメイクすることもできます。

ランドセルリメイクにかかる費用と期間

ミニチュアランドセルの場合はランドセルのパーツを全て分解し、分解したパーツをミニチュアサイズに加工していきます。一つ一つ手作業で仕上げていくため、早くても約2~3ヶ月かかります。

完成までにかかる時間は混み具合やリメイクするものによって変わってきますが、長いところでは1~2年かかることもあります。リメイクに手間と時間がかかるため、期間限定で受け付けている工房もありますので、申し込み期限は確認しておきましょう。

工房によって異なりますが、費用の目安は以下の通りです。

財布・バッグ・スツールなどの革製品にリメイクできる工房

ヒノキクラフト

ヒノキクラフトではランドセルをスツール（背もたれのない椅子）にリメイクしてくれます。こちらの会社は、ひのきの無垢家具を製造販売しており、スツールに使われる木材も、高級感のある銘木が用いられています。

一般的にアウトドアで使用される椅子は布やビニール系の素材が多く、汚れがつくとなかなか取れません。ランドセルの素材は防水性・耐久性に優れていますので、汚れてもサッと拭くだけで汚れも落ちます。

アウトドアシーンで活用すれば、雰囲気が一気に出ますね。本革のスツールは、インスタ映え間違いなしです！

Canar’s Japan（カナーズ・ジャパン）

カナーズジャパンではランドセルを長く使ってもらうために、思い出や感動をテーマにリメイクを行っています。

ランドセルをアルバムやバック、財布、ベルトなど普段使いできる革製品にリメイクしています。1つのランドセルの素材を余らすことなく、複数品の革製品へリメイクすることができます。

SNAKER-HandiCraft-革製品専門店

SNAKER-HandiCraft-革製品専門店は、1つのランドセルから５つまでリメイクすることができ、料金は一律25,000円です。
財布やスマートフォンケース、ペンケース、名刺入れなどの革製品は大人になってからでも役立つアイテムばかりです。

とても人気で混み合っていて製作期間に約2年かかりますが、素晴らしい革製品は長く使えるのでおすすめです。

革人

革人は沖縄発のオリジナル革製品ショップです。
革人でリメイクできるのは財布やパスケース、名刺入れなどの一般的な革製品だけでなく、ランドセルを革ぞうりにリメイクすることもできます。

大革堂

大革堂ではランドセルの傷や刺繍、名前入れ部分はなるべく使用して、想い出をそのまま残した形で財布やペンケース、キーケース、キーホルダーなどにリメイクしています。単品だけでなく、財布やカードケースなど好きな組み合わせで作れるセットプランもあります。

牛革、コードバン、人工皮革（クラリーノ、タフガード、エアヌールなど）以外の素材のランドセルはリメイクできないのでご注意ください。

10,000円以下でミニチュアランドセルにリメイクできる工房

10,000円以下でミニチュアランドセルが作れる工房をいくつかご紹介します。

赤とんぼ

赤とんぼはランドセルの形を変えず、1/4サイズにリメイクしてくれます。
料金は8,800円（税込・片道送料込み）で、飾りケースと余った素材で作ったストラップもついています。

リトルアイランド

リトルアイランドは校章や寄せ書き、時間割表（縮小コピー）、金具など思い出は出来るだけ残してミニランドセルを作ってくれます。
料金は8,980円（税込・送料無料）で、ミニランドセルを飾るときに入れるケースもついています。

エース工房

エース工房では原寸の1/4サイズのミニチュアランドセルや、子どもと親がお揃いで持てるミニランドセルとミニミニランドセルのセットを作ってくれます。
ミニランドセルの料金は9,800円（税込）で、ランドセルを飾るケースとキーホルダー・コインケース・ストラップのどれか1つを余った素材で作ってつけてくれます。（13種類の中から1つ選べます）

工房花鯨

花鯨で定番人気なのがオルゴール付きのミニランドセルです。曲は「栄光の架け橋（ゆず）」や「世界に一つだけの花（SMAP）」「星に願いを（ディズニー）」「紅蓮華」「夜に駆ける」など10曲の中から選べます。
オルゴール付きのミニランドセルは8,800円（税込）、通常のミニランドセルは5,480円（税込）で完成品の送料は無料です。先着300名様には余った素材で作ったイニシャルキーホルダーのプレゼントもあります。