最近のランドセルは全体サイズが大きくなっているので「入学時に配布された、黄色の交通安全カバーが入らない!」といったトラブルが報告されています。この記事では、ランドセルカバーのサイズが合わないときの対処法や、自前でランドセルカバーを購入する際の注意点をご紹介します。
この記事の目次
ランドセルカバーを購入するときの注意点
一年生の間はランドセルカバーの着用を義務付けている学校もあるので、カバーのサイズが合わない場合は自前で購入しなければなりません。
特に「A4フラットファイル対応サイズのランドセルは、配布されたカバーが合わなかった!」という声を非常によく耳にします。最近のランドセルは殆どA4フラットファイル対応サイズなので、他人事ではありません。
ランドセルカバーのサイズを確実に合わせるには、購入前にランドセルの外寸をしっかり測っておきましょう。地域によって配布されるランドセルカバーが変わりますが、おおよそのサイズは横26cm前後、縦42cm前後です。
ランドセルカバーの取り付け方法
ランドセルカバーの取り付け方法は、
- 吊りカン部分に引っ掛けて固定するタイプ
- 背カン全体に固定するタイプ
の2パターンがあります。
吊りカン部分に引っ掛けて固定するタイプは、かぶせの縦幅と横幅を計測してください。背カンに固定するタイプは、背カンの幅も測っておきましょう。
ランドセルカバーが合わなかったときの対処法
ランドセルカバーのサイズが合わなかった場合の対処法をパターンごとにご紹介します。
縦の長さが足りない
A4フラットファイル対応のランドセルが主流となり、少し前のランドセルより縦が2cm~2.5㎝ほど長くなりました。そのため一昔前のランドセルカバーだと、縦の長さが足りず取り付けできないパターンが増えています。
吊りカンに固定するタイプ(紐)
吊りカンに紐で固定するタイプは、紐を長くすることで取付可能です。ただし、上部に隙間ができて見栄えが悪くなったり、紐の調整を間違えると避けてしまったりするので注意してください。
吊りカンに固定するタイプ(ゴム)
使用されているゴムは伸縮性があるので、多少サイズが合わなくても取り付け可能です。あまりにもゴムが引っ張れてしまうようであれば、ゴムを紐に変えたり、ゴムに紐をつけたりして、長さを調節してください。
背カンに固定するタイプ
残念ながら、背カンに固定するタイプはこれといった対処法がありません。ランドセルカバーが必要な場合は、手持ちのランドセルをしっかり測ってから別途購入してください。
背カン部分が通らない
背カンに固定するタイプのランドセルカバーは、穴と背カンの幅が合わない場合があります。
交通安全ランドセルカバーのような薄手の生地なら、穴を広げるようにカットすれば問題ありません。しかし通常のランドセルカバーは生地が厚くカットできない場合もあるので、その際は別途購入を検討しましょう。
半かぶせランドセルは特殊なカバーが必要
半かぶせランドセルを愛用している場合は、学校で配布されるカバーは入りません。寸法も特殊なので、純正品のランドセルカバーを選ぶようにしましょう。
》半かぶせのランドセルってどうなの?メリット・デメリットを解説
ランドセルカバーのサイズが合わない時の対処法まとめ
- 交通安全・事故防止
- ランドセルを綺麗に使うため
こういった理由で、ランドセルカバーを購入される方が多いようです。
ランドセルカバー選びで失敗したくない方は、純正品(同じメーカーで販売されている物)を購入するのが一番です。他にもネット通販では様々なランドセルカバーが販売されているので、お子さまが好みそうなデザインを選んであげるのも良いでしょう。
その際は「かぶせの横幅」「かぶせの縦幅」「背カン幅」などを測定し、サイズミスがないよう選んでください。