各科目に副読本などが追加された結果、一科目につき2~5冊の教科書が必要になりました。それが5時間授業になると20冊以上もの教科書を入れるので、ランドセルがパンパンになります。
そうなると「体操服」「筆記道具」「リコーダー」「クラブ活動の道具」などが入らず、両手に手下げバッグを持って登下校している子供を見かけますが、安全面を考えると少々危険です。この記事では、荷物が多い日でも安全に登下校できる両手が塞がらない便利なサブバッグをご紹介します。
この記事の目次
リコーダーケースは専用ケースが便利!
3年生になると、新たにリコーダーの授業が始まります。一昔前は、ランドセル上部とかぶせの隙間にリコーダーを差し込んでいましたが、最近のランドセルにはその隙間がありません。
安全面や利便性を考えると、リコーダーを手に持たせるのではなく、ランドセルのサイドに取り付けできる「リコーダーケース」がオススメです。
手さげバックを持つ必要もなく、リコーダー以外にも「30㎝定規」「折り畳み傘」などが入ります。(サイズによっては収納できない場合もあるので注意してください)
荷物が多い日は両手が塞がらないサブバッグが安心
手さげバッグを持って登校している小学生をよく見かけますが、雨の日のことを考えると、できれば手ぶらで通学させてあげましょう。
ランドセルのサイドに取り付けるサンドセル(R)
サンドセル(R)は「少しでも子どもが快適に通学できたら」という思いで開発された、日本初のランドセル用補助バックです。小学生の子を2人持つ主婦のアイディアから生まれた特許商品で、2014年から販売されています。
左右のバックで一対となっており、片方に重心が偏らず歩きやすい造りになっています。バックの本体も軽量で、子どもでも簡単に取り付けできるのでオススメです。
また、サンドセルは互換性に優れたバックで、有名ランドセルメーカーの全サイズに対応しています。類似商品もたくさん販売されていますので、購入の際は販売元などをしっかり確認しましょう。
荷物の量に合わせて調節できるてぶラン
てぶランは日本初の取り付け方法で特許を取得した、片側取り付けタイプのサブバッグです。
片側だと重心が傾くのでは?という心配がありますが、荷物が多い時は両側に取り付けできるセパレートタイプで仕上がっています。飛んでも跳ねても走っても、ランドセルと一体に揺れる設計になっているので、荷物が多い日もハンズフリーで登校できます。
サイズは3種類あるので、用途によって買い分けてください。
縦20㎝×幅13㎝×マチ8㎝ | 給食セット、筆箱に適したサイズ |
---|---|
縦30㎝×幅13㎝×マチ8㎝ | 一番大容量サイズ |
縦25㎝×幅13㎝×マチ7㎝ | 新1年生から使える大きすぎず、小さすぎないベストサイズ |
この他にも色々なバッグが販売されているので、気になる方は公式サイトをご覧ください。
てぶランを購入するときはサイズに注意!
てぶランは、ランドセルサイドの中央にフックを差し込んで取り付けるため、5.1㎝以上の幅が必要となります。(有料で4.0㎝幅のフックに加工可能)
また、ランドセル側面のベルトが短いモデルは取り付けできないので注意してください。
お弁当も入れられる縦型収納のRanba(ランバ)
てぶランを購入したいけど「ランドセルに取り付けられない」「左右のバランスがどうしても気になる」という保護者の声から誕生したのがランバです。ランドセルの下に取り付けるので、重心が偏らないうえに見た目がスッキリします。
見た目以上の収納が可能で、体操服、上履き、給食セット、給食エプロンなど全てが収まります。サイドでは持ち運びが難しかった「お弁当」も入れることができるので、大変便利です。
荷物の量に合わせて厚みを2㎝~15㎝まで調整可能で、使わない時はコンパクトに折りたたんでランドセルに入れておけばいざという時に役立ちます。
ランドセルとのデザインが気になる方は…
これまでご紹介したサブバックは、ランドセルメーカーが開発・販売している物ではないので「ランドセルとサブバッグの色味が合わない」「サブバックのデザインが浮いてしまう」「微妙に取り付け部分が噛み合わない」など、微妙な意見も混じっています。
そのような心配が一切不要なのは、イオンで販売中の「新忘れナイン」です。
イオンが販売している大容量モデルで、ランドセルとサブバッグの装着感&色味が完全にマッチしています。純正品なので購入後のアフターフォローもバッチリです。
ランドセルに合うリコーダーケース&サブバックまとめ
この他にも様々なメーカーがサブバッグを販売しているので、お子さまの好みに合ったデザインを選んであげるのも良いでしょう。ただし「かぶせに装着するサブバッグ」は、ランドセル本体を潰しかねないのでオススメしません。
子の安全は親の安心。快適かつ安全に登下校できるように、取り付け可能なサブバックを1つ持たせてあげるのは如何でしょうか。