最近のランドセルは、カラーやデザインだけではなく私達の時代にはなかった最近機能がいくつも搭載されています。この記事では「2025年モデルにも搭載されているランドセルの最新機能」をご紹介しますので、ランドセル選びに役立ててください。
この記事の目次
イマドキのランドセルの特徴と最新機能とは?
最近のランドセルは、加工技術や素材が進化しただけではなく「背負いやすさ」や「安全性」なども配慮されるようになりました。
A4フラットファイル対応サイズに大型化
一昔前までA4サイズのランドセルが多かったのですが、今は教科書の大型化がすすみA4フラットファイル対応サイズが主流となりました。
今もまだA4クリアファイルのランドセルが販売されていますが、利便性・収納性を考えるとA4フラットファイルを選んだほうが無難です。ただし体格が小柄なお子さまには、あえてA4フラットファイルを選ぶのもアリです。
防犯ブザーが取り付けられる肩紐防犯フック
近年では小学校から防犯ブザーを無償提供されることも多く、いつでもすぐに手の届く場所に防犯ブザーを備え付ける必要があります。
肩紐に防犯ブザーが取り付けやすいフックが搭載されているランドセルが近年では主流になっています。
家の鍵をなくさずに収納できるポケット内フック
小学生になると念のために子供に家の鍵を預けている家庭も多いですが、親としては鍵を紛失してしまわないかと不安になりますよね。今どきのランドセルにはポケット内にフックがついているため、鍵も収納できます。鍵の取り出しにくさはありますが、毎日使うことも少ないでしょうし、紛失するよりましですね。
成長に合わせて調整できる肩ベルトのスライド機能
肩ベルト下の固定位置(ダルマカン)が、左右にスライドするようになりました。この機能のおかげで、身長が大きくなったり、体型が変わってしまったり、冬場に厚着したりしても、窮屈さを感じずにランドセルを背負えます。
荷物の量に合わせて伸びるマチ
ランドセルには、教科書などの荷物を入れる「メインポケット」と、小物を入れる「サブポケット」があります。ふわりぃやイオンのランドセルは、サブポケットの幅を荷物量に合わせて調節できます。
ふわりぃ「のび~るポケット」
ふわりぃのサブポケットは、荷物量に合わせて5段階調整が可能です。荷物が多い時は最大5㎝まで広げられるので、ちょっとした荷物があっても手ぶらで登校できます。
イオン「みらいポケット」
みらいポケットは、3㎝の小マチが最大8㎝まで伸びる超大容量ランドセルです。通常のマチは3㎝前後なので、かなり多くの荷物を収納することができます。
錠前
ランドセルの錠前は「2段階調整」「手動で回す」のが一般的でしたが、現在はさまざまなタイプの錠前が登場しています。
池田屋「池田屋ロック」
池田屋のランドセルは「タテ穴ひとつ式のロック」を採用しています。仕切りがないので簡単にロックができるうえに、荷物量に応じて3段階まで調整可能です。
オートロック
最近、大手メーカーで数多く採用されているのが「オートロック錠」です。錠前に金具を押すだけで自動的に鍵が閉まるので、施錠の手間を省き、締め忘れの心配がありません。
フィットちゃん「3段オートロック錠前」
フィットちゃんの3段オートロック錠は、荷物の量に合わせて3段階調整ができるオートロックです。サブポケットや前ポケットに最大限の荷物を入れても、楽に閉めることができます。
背負いやすさにこだわった「立ち上がる肩ベルト」
肩ベルトの上部が付け根から立ち上がることで、体のラインにフィットして楽に荷物を背負えます。同じ重さのランドセルでも、この機能があるかないかで体感重量が変わります。
動きや成長に合わせて動く可動式背カン
一昔前のランドセルは固定型背カンが一般的でしたが、現在は肩ベルトが左右に動く可動式背カンが一般的です。走ってもジャンプしても体の動きに合わせてしっかりフィットしてくれるので、負担が少なく、楽にランドセルを背負うことができます。
事故を防ぐ安全ナスカン
ナスカンはランドセルのサイドについた、給食袋などをぶら下げるフックです。ランドセルに荷物をぶら下げることができますが、ぶら下げた荷物が車などに引っかかったりすることもあるので、定の負荷がかかると外れる仕組みになっています。
コンパクトで大容量なキューブ型
ランドセルには学習院型の他に「キューブ型」と呼ばれるタイプがあります。
荷物の収納量は変わりませんが「ヘリ」がカットされているので、見た目がスッキリします。また、背中の面積が狭くなることで小柄な子どもにもフィットするので、背中が小さいお子さまにピッタリです。
車や夜道から子どもを守る反射材
ランドセルの「かぶせ鋲」「サイド部分「肩ベルト」に、車のライトなどに反射する塗料が塗り込まれています。代表的なのが、フィットちゃんの安ピカッシリーズです。薄暗い雨の日や夜道でも、車や自転車から守ってくれるので安心できます。
デザイン性の高いおしゃれランドセル
ランドセルのカラーバリエーションが増え、昔では考えられなかったゴールド・シルバー・パープルなど様々なカラーが登場しています。また、スワロフスキーをあしらった華やかなデザインや、ステッチ、刺繍を入れたデザイン性の高いランドセルが増えています。
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タブレット学習に対応したランドセル
2021年頃からタブレット学習が導入され、タブレット専用ポケットがついたランドセルが登場しています。取り外しができるポケットと完全備え付けのランドセルがあります。
- セイバン(モデルロイヤル・レジオボタニカル、ノワール、直営店、公式オンラインストア限定モデル)
- キッズアミ(ペリカンポッケプラス)
- イオン(みらいポケットシリーズ)
2024年モデル機能まとめ
ランドセルは毎年進化しているので、数年後にはさらに便利な機能が開発されているかもしれません。しかし、新機能が多ければ多いほど良い訳ではないので、お子さまの体格・登下校の環境に合ったランドセルを選んであげましょう。