ランドセルをデザイン&内装で選ぶ際に気を付けたいポイント

ランドセルをデザイン&内装で選ぶ際に気を付けたいポイント

こだわりのメーカーやブランドがない場合は、デザインや内装でランドセルを選ぶ方も多いのではないでしょうか。デザインだけでランドセルを選ぶのもアリですが、パッと見の見栄えだけで購入を決めてしまうと失敗してしまうことも…。

この記事では、ランドセルをデザインで選ぶ際の注意点や、使い勝手の良い内装についてご説明します。

失敗しないランドセルデザインの選び方

ランドセルをデザインで選ぶ際に、どのような点に注意すべきかをご説明します。

刺繍や装飾品が多すぎるランドセルは耐久性に難アリ?

ランドセルの表面は防水加工が施されているため、濡れた状態で放置しない限り問題ありません。

しかし、刺繍からしみ込んだ水(雨・汗)は、糸を伝ってランドセルの内側へと侵入し、劣化を早める原因となります。また、刺繍はミシンで施されることが多く、一ヵ所でも糸が切れると連動してほどけてしまうので注意してください。

これは刺繍に限らず、装飾品にも言えることで、スワロフスキーがたくさんついたランドセルは、取れてしまうと見栄えが悪くなってしまいます。スワロフスキーなどの装飾がついたランドセルは、接着ではなく埋め込みタイプを選ぶようにしましょう。

装飾が頑丈な作り

例えば、村瀬カバンのスワロフスキーは、接着ではなくツメと留め具で埋め込んでいるので、よほどのことがない限り取れる心配はないでしょう。口コミなどを見ても、装飾が取れてしまったという投稿は見当たりません。

村瀬カバンの口コミ・詳細はコチラ

刺繍や装飾品が控えめなランドセルは耐久性に優れている

別の選択肢として、刺繍や装飾が控えめのランドセルを選ぶのもアリです。

例えば、池田屋は傷みにくいようにあえて刺繍を控えたり、重要な部分は職人が手縫いで対応したり、耐久性は他のメーカーより頭一つ抜き出ています。

池田屋ランドセルの口コミ・詳細はコチラ

刺繍や装飾が多いと、糸がほどけたり、装飾が取れてしまったり、とにかく見栄えが悪くなってしまうの…。かわいいのも大切だけど、装飾や刺繍はワンポイントくらいがちょうどいいんじゃないかな♪

6年間飽きずに使えるデザインがおすすめ

ランドセルを購入する幼稚園年長の頃は、女の子は可愛く、男の子はかっこいいものに憧れるものです。しかし、低学年のうちはお気に入りだった可愛らしい・かっこいいランドセルも、中学年・高学年になると子どもっぽく感じる子もでてきます。

子どもの好みは成長に合わせて変わるものなので、6年間飽きずに使えるデザインを選び、奇抜で派手なデザインは避けるのが無難でしょう。

華やかなランドセルを欲しがれば、ランドセルカバーがおすすめよ。デザイン性の高いランドセルカバーがたくさん販売されているから、好きなデザインを選ばせてあげるといいわ♪

便利なランドセルの付属アイテムはコチラ

ランドセルの内装を選ぶときのポイント

ランドセル選びは外観と背負いやすさだけではなく、内装などの機能性もチェックしておきましょう。

汚れが簡単に落とせるお手入れしやすい素材

ランドセルの内側は筆記用具や手垢で汚れやすいため、簡単にお手入れできる素材がおすすめです。豚革だと乾拭きしかできませんが、人工皮革なら水拭きで綺麗にできます。

前ポケットは収納量が多いラウンドタイプがおすすめ

前ポケットには、ハンカチ・ティッシュ・ランドセルカバー・給食セット・替えの靴下など、意外と多くの私物を詰め込むので、収納量や利便性の高いものを選びましょう。

一般的に前ポケットは、ストレートタイプとラウンドタイプがあります。

ストレートタイプ ラウンドタイプ
写真

前ポケット(ストレートタイプ)

前ポケット(ラウンドタイプ)

形状 ファスナーが一直線に開くタイプ ファスナーが側面まで開くタイプ
メリット
  • 物が落ちにくい
  • フォルムがスマート
  • 収納量が多い
  • 物を出し入れしやすい
デメリット
  • 開口部が狭く、出し入れがしにくい
  • 物があまり入らない
  • 開口部が開きすぎると物が落ちやすい
  • ファスナーの開閉が面倒

前ポケットに小物をたくさん入れることが想定される場合は、収納量が多いラウンドタイプがおすすめ。マチがあるタイプの方がさらに収納力が高いです。

寄付するなら豚革は避ける

余談となりますが、卒業後のランドセルは他国の子供に寄付できます。

しかし、内装に豚革を使用しているランドセルは、宗教上の理由で寄付することができません。少しでも寄付を考えているのであれば、外観や内装に本革が使われたランドセルは避けましょう。

豚革の特徴

豚革は画像のように、硬い毛が突き抜けた3つの連続した毛穴が開いているのが特徴です。

その他にも、卒業生のランドセル活用法を合わせてご覧ください。リサイクル・リメイク・中古販売など、様々な活用法があります。