ランドセルの素材は何がいい?牛革、コードバン、クラリーノの違いとは

ランドセルの素材は何がいい?牛革、コードバン、クラリーノの違いとは

ランドセル選びの最初のポイントは素材選びです。ランドセルの素材には主に、コードバンや牛革、クラリーノが使用されています。それぞれメリット・デメリットがあり、価格も違いますので、お子さんピッタリの素材を選んであげましょう。

ランドセルに使用される素材の種類

ランドセルの本体やかぶせに使用される素材には大きく分けて、天然皮革と人工皮革の2種類があります。さらに天然皮革には「牛革・コードバン・ヌメ革」、人工皮革には「クラリーノ・ベルバイオ・タフガード・エアヌール・コードレ」などがあります。

牛革やコードバンのランドセルと言っても、ランドセル全てに使われるわけではなく、かぶせや肩ベルト、本体に使用され、背あてや内装にはそれぞれ適した素材が採用されます。

かぶせ部分のみ本革でも、牛革やコードバンのランドセルと表記されるので注意しましょう。本革が使用される範囲が多いほど、それだけ価格も高くなります。価格を見れば使用されている範囲はだいたい判断できますが、[かぶせ][本体][背あて]などパーツごとに素材が明記されています。

天然皮革は素材が希少で生産数に限りがあるから、市場に出回るランドセルの7割がクラリーノのランドセルなんだ。

ランドセルの素材の特徴を比較

天然皮革(牛革やコードバン)と人工皮革(クラリーノやタフガードなど)の素材の特徴を比較してみました。

天然皮革

コードバン 牛革 牛革ボルサ ヌメ革
どんな素材? 食肉用のお尻の一部から採れる革 ステラハイドが一般的 牛革の表面に細かい凹凸加工を施したもの 植物の渋に含まれる成分のタンニンでなめした皮革
価格 8~10万円 7~8万円 6~7万円 10万円
重さ 1500g前後 1400g前後 1250g~1350g 1440g~1580g
丈夫さ
耐傷性 ×
耐水性 ×

コードバンは「革のダイヤモンド」とも称される最高級素材で、馬1頭のお尻からランドセルのかぶせ2枚分しか採ることができません。

コードバンが採取できる量

牛革は牛の年齢や性別、産地などによっていくつかの種類に分類されますが、ランドセルに使用される牛革はステアハイドと呼ばれる、生後3~6ヶ月以内に去勢された、2年以上を経た雄牛の革です。革質が柔らかく、厚みが均等にあるため、さまざまな用途に使用できます。

牛革ボルサはステラハイドの革の表面に細かい凹凸加工を施したもので、加工することで耐久性に優れ、また傷がつきにくく、ついても目立ちにくい素材になります。

ちなみに「ハイド」は25ポンド(約1.5㎏)以上の厚みのある重い成牛の革で、「スキン」は薄くて、軽い、小さい仔牛の革を指すんだ。

ヌメ革は、植物の渋にも含まれるタンニンという成分を使って、牛の原皮を鞣し(なめし)、型押しなどの表面加工をほとんど施さずに仕上げた革です。そのため、撥水加工などが施されておらず、手入れが大変であるためほとんど販売されていません。

人工皮革

クラリーノ ベルバイオ タフガード エアヌール
特徴 ランドセルの7割がクラリーノ製。軽く、水に強いのでお手入れが簡単。 しっとりとした光沢で高級感があり。傷に強く、防水なのでお手入れも簡単。 雨や汚れに強く、傷がつきにくい。発色が良いため、カラーバリエーションが豊富。 耐久性に優れ、型崩れしにくいため、男の子のランドセルに最適。
メーカー セイバン・フィットちゃん・ふわりぃ・池田屋・イオン・LIRICOなど 池田屋・ララちゃん・神田屋 萬勇鞄・モギカバン・ニトリ ハネッセル

人工皮革は皮革に似せて作られた人工素材で、ランドセルに使用される人工皮革の半数以上がクラレ社が開発したクラリーノです。上記の他にもエアセーヌ、コードレ、ベルエーヌ、アンジュエールなどもあります。

人工皮革のランドセルは軽くて、雨や汚れに強く、キズが目立ちにくいという特徴があります。軽いものだと1000g以下、だいたい1000g~1300gまでなので、体が小さい子でも負担が少なく背負えます。耐久性は天然皮革には劣りますが、2万円~5万円ほど安く購入できます。

天然皮革と人工皮革、買うならどっち?

天然皮革 人工皮革
耐久性
とても強い

本革に比べると弱い
耐傷性
傷がついても目立ちにくい

とても優れている
耐水性
撥水・防水加工は施されているが、濡れたときはすぐに拭き取る必要がある

とても優れている
風合い 使えば使うほど味わいが増し、本革特有の上品な見た目の雰囲気がある 本革のような上品な質感はないが、傷が目立ちにくく、キレイな状態を保つ
重さ 重い
1300g~1600g
軽い
1000g~1300g
価格 高価
7万~10万円越え
安価
2~6万円
お手入れ 雨に濡れたときや汚れたときはお手入れが必要。水拭きができず、専用のオイルやクリーナーなどでケアする必要がある 汚れても水拭きができるので手入れが楽。定期的に水拭きすれば、キレイな状態をキープできる
天然皮革にも人工皮革にもそれぞれメリット・デメリットがあるよね。ランドセルの素材を選ぶときは、丈夫さや軽さ、価格、デザイン、機能など何を重視するかによって変わってくるよ!

その子に合った素材を選んであげよう!

とにかく丈夫なランドセルが良いなら天然皮革、軽いランドセルなら人工皮革がおすすめです。ただ、ランドセルは年々進化しており、一昔前は天然皮革や人工皮革のデメリットであった部分も、今ではデメリットにはならないほど改良が進んでいます。

人工皮革ランドセルのメリット&デメリットを解説

天然皮革が水に弱いというのは事実ですが、6年間使うことを想定した撥水・防水加工が施されていますし、人工皮革は耐久性の低さを補うために、補強材を入れるなど工夫されています。

価格は倍以上の差があるので購入予算にもよりますが、耐久性や高級感を重視するなら「天然皮革」、機能性や価格を重視するなら「人工皮革」を選ぶと良いでしょう。

素材選びに迷ったら、店舗や展示会に足を運んで、それぞれの素材を試着してみるといいよ!

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